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愛用者が教える!Bluetoothスピーカーの選び方・パーフェクトガイド

使ってみたからこそわかる、Bluetoothスピーカーを毎日愛用している筆者が、Bluetoothスピーカーの良さとデメリット、デメリットを補う使い方・選び方をまとめました。

使い方のポイントと工夫

Bluetoothスピーカーのメリットは意外とデメリットになる

Bluetoothスピーカーのメリットはなんでしょうか?

  1. ワイヤレス
  2. 設置場所の自由度が高い
  3. 持ち運びが簡単

という3つが、主なメリットでしょう。

しかし、このメリットは、実際にBluetoothスピーカーを使ってみるとデメリットでもあることがわかります。

  1. ワイヤレス => バッテリーだから頻繁に充電が必要
  2. 設置場所が自由 => 充電を考えると設置場所は限られる
  3. 持ち運びが簡単 => 小さいほど稼働時間が短い

こうしてみてみると、Bluetoothスピーカーの弱点は「バッテリー」ということがわかります。

Bluetoothスピーカーを出先で使う場合

Bluetoothスピーカーを出先で使う場合は、基本的には手元に置いて使うことが多いので、モバイルバッテリーで充電しながら使うのがベスト。

Bluetoothスピーカーはそこまでバッテリーを食う機器ではないので、5,000mAhクラスの小さめのモバイルバッテリーが一つあれば1日十分持つでしょう。

また、モバイルバッテリーを使う前提なら、小さめのBluetoothスピーカーでもOK。最近のBluetoothスピーカーはサイズが小さくても音質は良いものが多いので、荷物にならないのも嬉しいところ。

運動の練習場所やキャンプなど、良い音で音楽などを聞きたい時に、バッグの中に忍ばせておけるのはかなり便利です。

Bluetoothスピーカーを据え置きで使う場合

問題はBluetoothスピーカーを据え置きで使うケース。据え置きで使う場合は、部屋のどこかで電源を入れっぱなしで使うことがほとんどなので、

  1. バッテリーを充電しながら使う
  2. バッテリーが切れたら充電する

の二つのパターンになります。

「バッテリーを充電しながら使う」場合は、充電ケーブルで繋ぎっぱなしになるので実質有線ですし、電源コンセントから近いところでないと設置ができないため、ワイヤレスのメリットは完全になくなります。

一方で「バッテリーが切れたら充電する」場合は、ワイヤレスで使うことにはなりますが、聞いている間にバッテリーが切れる可能性があるのが不満点。毎回バッテリーを充電するのは面倒ですが、長時間稼働モデルを選ぶと手間が軽減されます。

スピーカー買うときの選び方

サイズと音質・バッテリーは基本的に比例すると覚えておこう

これはBluetoothスピーカーに限りませんが、基本的にスピーカーサイズと音質は比例します。

最近は小型でも十分高音質なスピーカーがたくさんありますが、低音の迫力などを求めるとどうしてもウーハーの分サイズは大きくなります。

また、Bluetoothスピーカーは本体にバッテリーを内蔵するので、本体サイズが大きいほどバッテリーサイズが大きい傾向にあります。

JBL (ジェイビーエル) Go 3 Bluetoothスピーカー

手のひらサイズの小型で軽量、IP67相当の防水機能もついた万能Bluetoothスピーカー。ただし、稼働時間は5時間とサイズとのトレードオフになっている。
メーカー Anker
バッテリー稼働時間 最大5時間
出力 4.2W
重量 209g

据え置きなら稼働時間が20時間以上のモデルを選ぼう

据え置きでBluetoothスピーカーを使う場合のポイントは先程見た通りですが、少しでも据え置きでワイヤレスのメリットを享受したいなら、バッテリーサイズの大きい製品を選びましょう。

最近のBluetoothスピーカーでは、最大稼働時間が24時間というモデルも出てきているので、毎日4時間くらいの使用で、充電回数は週に1回と快適なワイヤレス運用と言える許容範囲になります。

バッテリー稼働時間が20時間以上のモデルを選ぶと、土日だけの使用なら1ヶ月くらい持つ場合もあるので、据え置きなら稼働時間20時間以上のモデルを選びましょう。

Anker (アンカー) Soundcore 3 Bluetoothスピーカー

16Wの大音量に最大24時間の稼働時間で実売が6,000円未満と、まさに革命的なBluetoothスピーカー。据え置き型で迷ったらこれを選べば間違いなし。
メーカー Anker
バッテリー稼働時間 最大24時間
出力 16W
重量 500g

意外と万能なのが「寝てる時に充電」

バッテリーが天敵であるBluetoothスピーカーですが、夜寝ている時は使わないことがほとんどなので、「寝る時に充電」というのが地味に万能な運用方法です。

もちろん、寝る時の1回の充電で1日使い切れるように、バッテリーでの稼働時間が毎日の使用時間よりも長いモデルを選ぶのも大事です。


毎日Bluetoothスピーカーを愛用している筆者も、最初は「せっかくワイヤレスなのに、面倒だから充電しっぱなし(ワイヤード)だなぁ」となったり、「充電が面倒で、電源式のばっかり使ってる」と悩む時期がありました。

現在はBluetoothスピーカーの特性を理解した上で、運用だったりスピーカー選びだったりを工夫することで、上手に使えるようになりました。

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