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エネループの充電も出力もできる充電器まとめ

繰り返しつけて便利なエネループ。実はエネループの充電器には、充電だけでなくモバイルバッテリーとしても使えるモデルがあります。

パナソニックのUSB入出力充電器の種類

BQ-CC87L

エネループの充電とUSB機器の急速充電、付属のアタッチメントを使ったUSBライトの3 in 1が魅力の充電器。

単3のエネループ2本を2.3時間で満充電できるため、デスクでエネループを充電をしつつ、充電が終わったらそのままモバイルバッテリーとして持ち運べます。

エネループの充電器としても優秀で、電池ごとの残量表示や買い替え目安表示などの機能も搭載。スマートチャージ機能で充電時間と消費電力のムダを省くことが出来ます。

モバイルバッテリーとしては、5V/1Aと低出力なので、スマホやタブレットの急速充電には対応していません。

USB入出力付急速充電器 BQ-CC87

BQ-CC91

BQ-CC87Lとほぼ見た目が一緒のBQ-CC91。

スマートチャージ機能などの充電機能とUSB出力のスペック的にはBQ-CC91と同じですが、こちらはエネループの急速充電に対応していません。

また、BQ-CC87Lはアタッチメント式で明るいLEDになりますが、BQ-CC91は本体に内蔵したLEDでライトとして使います。内蔵したことでアタッチメントを取り付ける手間がなくなりますが、光量が8ルーメンと少ないため明るさは微妙なところ。ただ、約33時間点灯が可能なので、緊急時のライトとしてはBQ-CC87Lよりも良いかもしれません。

なお、似たような見た目の「乾電池式モバイルバッテリー BH-BZ40K」という製品がありますが、こちらは乾電池を使った「出力」は出来ますが、充電池の充電が出来ないので注意しましょう。

BQ-CC87LとBQ-CC91の違い

では、BQ-CC87LとBQ-CC91の違いを見てみましょう。

項目 BQ-CC87L BQ-CC91
対応充電池 単3形エネループ、単4形エネループ 単3形エネループ、単4形エネループ
入力電力 5V/1A 5V/1A
出力電力 5V/1A 5V/1A
エネループ充電時間(単三1~2本) 約2時間15分 約3時間30分
重量 85g 90g
サイズ 6.6 x 2.8 x 8.5cm 6.6 x 2.8 x 8.5cm
LEDライト アタッチメント(35ルーメン) 内蔵(8ルーメン)
LEDライト照射時間 約11時間 約33時間

スペック的にはほぼ同じですが、BQ-CC87は「急速充電器」という製品名になっていることもあって、BQ-CC91よりも30%ほど速く充電が終わります。なお、急速充電というのはエネループの充電に対してで、USB出力は5V/1Aなので、いわゆるスマホなどの急速充電は出来ません。

また、LEDライトも違いの一つで、明るさを取るならBQ-CC87、長時間照射を取るならBQ-CC91を選ぶと良いでしょう。

市場価格ではBQ-CC87Lの方が400円くらい高いですが、価格差はそこまでないので、用途にあった方を選ぶと良いでしょう。

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