【Kindleの選び方】Kindleのシリーズごとの特徴をつかもう
Amazonの電子書籍リーダー「Amazon Kindle (アマゾン・キンドル)」のシリーズごとの特徴やメリット・デメリットをまとめました。
公開日: 2020.3.1
目次
Kindleのモデルラインアップ
2020年現行品のAmazon Kindleには下記のモデルがラインアップされています。
- Kindle (無印Kindle)
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
- Kindleキッズモデル
各シリーズの価格や容量をまとめると下記のようになります。
モデル | 価格 | 画面サイズ | 解像度 | 重さ | 容量 | 通信 |
---|---|---|---|---|---|---|
Kindle (無印Kindle) | ¥8,980 - ¥10,980 | 6インチ | 167ppi | 174g | 4GB | Wifi |
Kindle Paperwhite | ¥13,980 - ¥22,980 | 6インチ | 300ppi | Wi-Fi:182g Wi-Fi + 4G:191g | 8GB, 32GB | Wifi / Wifi + 4G |
Kindle Oasis | ¥29,980 - ¥40,980 | 7インチ | 300ppi | 188g | 8GB, 32GB | Wifi / Wifi + 4G |
Kindleキッズモデル | ¥10,980 | 6インチ | 167ppi | 288g (カバー含む) | 8GB | Wifi |
違いをまとめると、
- 全て液晶ディスプレイはE Ink
- 画面サイズはKindle Oasis以外は全て6インチ
- 上位モデルのKindle Paperwhite、Kindle Oasisは解像度が高い(300ppi)
- Kindleキッズモデルは無印Kindleの容量を増強したモデル
- 4G通信付きモデルは、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの最上位モデルのみ
となっています。
Kindleのモデルごとの特徴
Kindle (無印Kindle)の特徴
Kindle (無印Kindle)は、Amazon Kindleのエントリーモデルです。
この無印Kindleがベースとなって、
- 解像度と容量を強化したモデル(Kindle Paperwhite、Kindle Oasis)
- キッズ向けのコンテンツを無料としたのがキッズモデル
となっています。
逆にいうと、無印Kindleの劣っている部分は、「容量」と「画面解像度」くらいなので、そこを重要視しない場合は、エントリークラスである無印Kindleがベストチョイスになるでしょう。
Kindle Paperwhiteの特徴
無印Kindleから、画面解像度とストレージ容量を強化したのがKindle Paperwhiteです。
そのほかにも、
- ディスプレイライトのLEDの数が1個多い(4 -> 5個)
- フラットベゼル(スマホのように画面と枠がフラット)
- 防水機能
という違いもありますが、基本的には大きな違いではないでしょう。
「解像度と容量」という視点で見ると、活字がメインの読書であれば無印Kindleでも問題ないため、無印Kindleよりも1.5〜2倍の価格がするKindle Paperwhiteにするメリットはありません。
しかし、漫画等を読むのであれば、解像度は高い方が文字のにじみが少なく読みやすく、容量が多い方がコンテンツの入れ替えもしないで済むため非常に便利です。
Kindle Oasisの特徴
Amazon Kindleシリーズの最高峰モデルがこのKindle Oasis。上位モデルであるKindle Paperwhiteから
- 画面サイズを強化(6 -> 7インチ)
- ディスプレイライトを強化(5 -> 25個)
という基本スペックの強化に加えて、
- 色調調節ライト
- 明るさ自動調整機能
- 人間工学的デザイン
- ページ送りボタン
という新しい機能を追加しています。
基本的な機能としてはKindle Paperwhiteとほぼ同じなので、画面サイズと付加機能にメリットを感じないのであれば、Kindle Paperwhiteで十分でしょう。
Kindle キッズモデルの特徴
Kindle キッズモデルは、無印Kindleと同じものですが、
- ストレージ容量が強化(4GB -> 8GB)
- 広告なし
- 子供向けの本が1年間読み放題
- カバーが標準で付属
- 読んだ本や読書時間を管理できる「FreeTime Unlimited」が1年間無料
- 保証期間が2年間
という特徴があります。
無印Kindleの広告なしモデルが¥10,980なので、実は「大人が使う場合でも、無印Kindle(広告なし)よりもお得なモデル」となっています。
どのKindleモデルを選ぶべきか?
どのKindleモデルがベストかは使い方や読む本の種類によって違いますが、「無印Kindleをベースにして考える」と自分にとってのベストKindleが見つかりやすいでしょう。
基本的には、
- 漫画や雑誌を読むか
- どれくらい本体に書籍データを保存しておきたいか
という点で選ぶと良いかと思います。
ただし、KindleのOSやディスプレイは、Kindleだけで書籍を探したり選んだりするには正直厳しいので、「必要な時に必要な書籍をダウンロードする」という使い方にして、書籍の購入やコンテンツの管理は、PCやスマホで行う方が快適でしょう。
その意味では、Kindleの選び方としては、基本的には「無印KindleかKindle Paperwhiteの二択」と言っても過言ではありません。
無印KindleとKindle Paperwhiteについては、
- 広告あり・なし
- Wifiのみ・Wifi + 無料4G
という違いでアイテムラインアップがされていますが、そちらの選び方については下記の記事をどうぞ。