足元ヒーターの選び方とオススメ製品まとめ
冬になると暖房だけでは冷えてしまうのが足元。今回は、足元を温めるのに最適な足元ヒーターの選び方とオススメ製品をまとめました。
公開日: 2022.1.3
足元ヒーターを選ぶ際のポイント
消費電力
足元ヒーターを選ぶ際にもっとも重要なのが消費電力です。足元ヒーターの消費電力は製品によって大きく異なり、少ないものは200W未満から大きいものは1,000Wクラスまであります。
電気代は契約によって異なりますが、1キロWを28円と換算すると、1,000Wの足元ヒーターなら一日8時間使うと224円。一ヶ月毎日使うと6,720円とバカにできない金額になります。一方で、200Wの足元ヒーターなら、1/5になるので1,300円ほどで済みます。
足元ヒーターを使うシーズンは3ヶ月ほどですが、毎年使うとなるとかなりの出費になります。
温め方
足元ヒーターの温め方は、大きく分けて、
- 石英管式
- ハロゲン式
- パネル式
の3つの方式があります。
石英管式がもっとも古く、その後に出てきたのハロゲンヒーターです。ハロゲンヒーターは暖房面が広く、設置場所が自由が高いのが特徴です。
パネル式は最近増えてきたタイプで、足を囲む形で温めるため、温める範囲が広く、しかも囲うので発生した熱が逃げにくい構造になっているのが特徴。熱が逃げにくいため暖房効率が高く、消費電力が低いというのもメリットの一つです。
温める範囲
意外と重要なのが温める範囲。足元ヒーターは石英管やパネル面を温めることで暖をとるヒーターですが、温まる面が狭いと足の一定の場所だけ温まって、足先が冷えるなど、電気効率が悪くなってしまいます。
特に、古くからある石英管タイプの足元ヒーターは、消費電力が高い割りに温める範囲が非常に狭い、コスパの悪い足元ヒーターです。石英管に近いところは熱いくらいなのに、他のところは全く暖まらない傾向にあるので、使い勝手も悪いと言えます。
足元ヒーターのオススメ製品
360度囲う形で放熱を問題を解決し、低消費電力ながらも高い暖房能力を備えた足元ヒーターの決定版。足元にスペースがあるなら、ほぼこれ一択。
石英管式の弱点である暖房面を広げたパラボラ式のハロゲンヒーター。暖まるまでが速く、暖房面も広いのが最大のメリット。ただし、消費電力はかなり高いので注意が必要。
昔ながらの電気ストーブタイプの足元ヒーター。発生させた熱がほぼ逃げてしまうため、電気効率はよくないが、構造がシンプルで壊れにくく、本体価格が安いのが最大のメリット。
いかがでしたでしょうか?
足元ヒーターにもさまざまな種類があって、温める範囲や使い方、消費電力が大きく異なります。
使う目的に合わせて、最適な足元ヒーターを見つけてみてください。