メーカー別・microSDのグレードまとめ
Pro、Extreme、ENDURANCEと、メーカーによってグレードの名称が異なるmicro SDカード。今回は、メーカーごとのmicroSDのグレードまとめました。
公開日: 2020.10.26
Sandisk(サンディスク)
格安で品質の高い、コスパの良いmicro SDカードをリリースしているのがSandisk。現在は、Western Digitalの傘下です。
Sandiskのmicro SDカードは、エントリーグレードが「Ultra」から始まるためグレードがわかりづらいですが、下記のようなグレードになっています。
|シリーズ|メーカー|グレード| |---|---|---|---| |Ultra|Sandisk|エントリー| |Ultra Plus|Sandisk|エントリー| |Extreme|Sandisk|ミドル| |Extreme Pro|Sandisk|ハイエンド| |MAX ENDURANCE|Sandisk|高耐久用|
Extremeが上位グレードで、「無印」「Plus」「Pro」の順にグレードが上がります。日本で流通しているmisco SDカードは、「Ultra」「Extreme」「Extreme Pro」の3種類がメインです。
MAX ENDURANCEは、ドライブレコードなどの高頻度で書き込みを行う機器での利用を想定したもので、ハイエンドグレードのExtreme Proと同じくらい高額になっています。
Samsung(サムスン)
PC向けメモリやSSDで評価の高いSamsungですが、microSDも販売しています。
micro SDではグレードは二つで、汎用的なミドルグレードの「Evo Plus」と、4万時間以上の録画可能な高耐久用の「PRO Endurance」です。
「Evo Plus」はSandiskであれば「Extreme」クラスに当たるので、通常用途ならで十分すぎる性能です。
|シリーズ|メーカー|グレード| |---|---|---|---| |Evo Plus|Samsung|ミドル| |PRO Endurance|Samsung|高耐久用|
Transend(トランセンド)
メモリメーカー大手のTransendもmicro SDカードを長い間販売しています。現行機種であれば、無印のモデルでもUHS-I U3グレードなので、他社製品のミドルクラスと同等です。
|シリーズ|メーカー|グレード| |---|---|---|---| |無印|Transend|ミドル| |High Performance|Transend|ハイエンド| |High Endurance|Transend|高耐久用|
Kioxia(キオクシア)
東芝メモリーから新しくなったKioxia。エントリーからミドルクラスのmicro SDカードをラインアップしています。
日本メーカーということで、日本人にとっては信頼性が高いのが大きなメリットです。
|シリーズ|メーカー|グレード| |---|---|---|---| |EXCERIA Basic|Kioxia|エントリー| |EXCERIA|Kioxia|ミドル| |EXCERIA Plus|Kioxia|ミドル| |EXCERIA HIGH ENDURANCE|Kioxia|高耐久用|
microSDのグレードまとめ
最後に4つのメーカーmicro SDのグレードをまとめました。
ラインアップの豊富さやコスパではやはりSandisk一つ頭抜けているイメージです。安いラインならKioxia、Tranend・Samsungはミドル以上の安心して使えるグレードが充実していますね。
|シリーズ|メーカー|グレード| |---|---|---|---| |EXCERIA Basic|Kioxia|エントリー| |Ultra|Sandisk|エントリー| |Ultra Plus|Sandisk|エントリー| |Evo Plus|Samsung|ミドル| |無印|Transend|ミドル| |Extreme|Sandisk|ミドル| |EXCERIA|Kioxia|ミドル| |EXCERIA Plus|Kioxia|ミドル| |Extreme Pro|Sandisk|ハイエンド| |High Performance|Transend|ハイエンド| |MAX ENDURANCE|Sandisk|高耐久用| |PRO Endurance|Samsung|高耐久用| |High Endurance|Transend|高耐久用| |EXCERIA HIGH ENDURANCE|Kioxia|高耐久用|
micro SDカードを購入する際の目安にしてみてください。