スマホ年賀状プリントは自宅印刷より安いのか?コスパを徹底比較
手軽で人気の年賀状プリントサービス。本当に自宅印刷より安いのか、両者のコスパを徹底比較しました。
公開日: 2020.12.16
スマホ年賀状サービスのトータル費用
筆者の調べた限り、宛名まで含めたスマホ年賀状サービスで最安値は下記の「スマホで年賀状」でした。
この「スマホで年賀状」アプリの料金でコスパをトータルコストを見てみます。
年賀状枚数 | 基本料金 | 年賀ハガキ代 | 写真用紙印刷代 | 宛名印刷 | 送料 | 合計 | 1枚あたり |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | ¥0 | ¥630 | ¥730 | ¥0 | ¥390 | ¥1,750 | ¥175 |
20 | ¥0 | ¥1,260 | ¥1,360 | ¥0 | ¥390 | ¥3,010 | ¥151 |
30 | ¥0 | ¥1,890 | ¥2,040 | ¥0 | ¥390 | ¥4,320 | ¥144 |
50 | ¥0 | ¥3,150 | ¥3,250 | ¥0 | ¥390 | ¥6,790 | ¥136 |
100 | ¥0 | ¥6,300 | ¥6,000 | ¥0 | ¥390 | ¥12,690 | ¥127 |
年賀はがき込みで1枚あたり100円台というのはかなり安いですね。
自宅で印刷する時のコスト
続いて、自宅で印刷する時のコストを見てみましょう。プリンターを買うパターンとすでに持っているパターンで比較します。
インクは1セットで1000枚ほど印刷できると言われているので、買う場合は初期インクのままとします。すでにプリンターを持っている場合は、インクの寿命は6ヶ月と言われているので1セットだけ買う計算にします。
プリンターは価格コム最安値のCanon PIXUS TS203としました。
年賀状枚数 | プリンター本体代 | 年賀ハガキ代 | インク代 | 送料 | 合計 | 1枚あたり |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | ¥4,411 | ¥630 | ¥0 | ¥0 | ¥5,041 | ¥504 |
20 | ¥4,411 | ¥1,260 | ¥0 | ¥0 | ¥5,671 | ¥284 |
30 | ¥4,411 | ¥1,890 | ¥0 | ¥0 | ¥6,301 | ¥210 |
50 | ¥4,411 | ¥3,150 | ¥0 | ¥0 | ¥7,561 | ¥151 |
100 | ¥4,411 | ¥6,300 | ¥0 | ¥0 | ¥10,711 | ¥107 |
続いて、すでにプリンターを持っている場合。インクは手持ちのプリンターによって異なりますが、今回はCanon PIXUS TS203の純正のインク、BC-346XL、345XLを使うとします。
年賀状枚数 | プリンター本体代 | 年賀ハガキ代 | インク代 | 送料 | 合計 | 1枚あたり |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | ¥0 | ¥630 | ¥5,300 | ¥0 | ¥5,930 | ¥593 |
20 | ¥0 | ¥1,260 | ¥5,300 | ¥0 | ¥6,560 | ¥328 |
30 | ¥0 | ¥1,890 | ¥5,300 | ¥0 | ¥7,190 | ¥240 |
50 | ¥0 | ¥3,150 | ¥5,300 | ¥0 | ¥8,450 | ¥169 |
100 | ¥0 | ¥6,300 | ¥5,300 | ¥0 | ¥11,600 | ¥116 |
プリンターは「インクで稼ぐビジネスモデル」とも言われているので、本体を買ってもインクを買ってもあまりコストは変わりませんね。
どちらがコスパがいいのか?
分岐点は50枚
単純なコスパで見ると、年賀状プリントアプリと自宅プリンターの分かれ目になるのは50枚です。
50枚あたりからプリンターを新品で買っても年賀状プリントアプリと1枚あたりのコストがほぼ同じになり、100枚以上からは自宅印刷のが1枚あたりの単価がやすくなります。
ですので、50枚以上年賀状を出す&プリンターを日常的に使う人は、プリンターを買ったほうがお得です。これはインクを追加で買う場合でも同じです。
年賀状プリントサービスは「時間」と「手前」が省ける
一方で、年賀状を出す枚数が50枚未満の場合は年賀状プリントサービス一択と言っても過言ではありません。
年賀状のプリント枚数が50枚未満の場合は自宅プリントのが単価が高くなるのももちろんですが、試し刷りをしたり印刷ミスによる刷り直し作業など、年賀状の印刷は意外と時間や手間がかかります。
大量に年賀状を印刷する場合は、試し刷りや印刷ミスで発生する手間や時間は、1枚あたりで考えたらそこまで大きくありませんが、10枚などの少数だけ年賀状を出す場合は「絶対に印刷ミスしない業者」に頼んだほうが精神衛生的にも安心です。
スマホ年賀状プリントは自宅印刷より安いのかをみてきました。
自宅でプリンターを使うことって最近ではかなり少なくなってきているので、自宅でほとんどプリンターを使わないような人はスマホ年賀状プリントの方がコスパが良いことがわかりました。
一方で、50枚以上年賀状を出す人や普段からガンガンプリンターを使っているような方は、当然自宅プリントの方がコスパはいいので、無理にスマホ年賀状プリントを使う必要はなさそうです。