PCでVRゲームを楽しむ方法まとめ
徐々に配信タイトルも増えてきたPCのVRゲーム。今回は、PCのVRゲームを楽しむために必要な機材の揃え方やの選び方、機材を選ぶ際のコツをまとめました。
公開日: 2021.12.21
PCでVRゲームを楽しむための事前準備
PCリンクが可能なVRヘッドセットを用意する
OculusのようなスタンドアローンVRヘッドセットと違って、PCゲームの場合はディスプレイで操作する前提になるので、VRゲームをするときにだけPCとリンクが可能なVRヘッドセットが必要になります。ここが一番のハードルと言えるでしょう。
PCリンク機能があるVRヘッドセットには、
- Oqulus RIFT S
- Oqulus QUEST 2
- Oqulus QUEST
- htc VIVE Pro
- htc VIVE Focus
- htc VIVE Cosumos
- VALVE INDEX
などがあります。Oqulusに関しては、現在は製品名が変わってMetaになっていますが、PC接続可能なVRヘッドセットに関してはMetaとhtcのツートップが独占状態です。
PC対応のヘッドセットは10万円くらいが多く、4万円くらいでPCのヘッドセットにも、オールインワンVRヘッドセットとしても使えるOculus QUEST 2が人気なのはうなづけます。
VRゲームが要求するPCスペックを満たす
CPUやメモリは非VRと同じことがありますが、グラフィックに関してはVRモードを楽しむのであれば、ほぼ上位グレードのdGPUがないとプレイができません。
デスクトップPCであれば、ゲーム作品がVR推奨であげているクラスのdGPUを用意します。ノートPCの場合は、よほどハイエンドなゲーミングPCでない限り、内蔵dGPUではVRゲームはできないので、eGPUで拡張する形になります。eGPUに対応するかはノートPC本体の使用によるので、もし使えなかったら素直にデスクトップ・ゲーミングPCを買った方が良いでしょう。
プラットフォームを選ぶ
現在のPCゲームの販売は、パッケージ販売ではなくプラットフォーム販売がメインとなっています。どのプラットフォームで買うかで、VRモードに対応しているかが変わることがあるので注意が必要です。
PCゲームプラットフォームの最大手・Steamを使うのがベストでしょう。SteamにはVRゲームが多数配信されているので、安心して使うことができます。
実際に稼働しているレビューの構成を参考にしよう
VR用機材を準備ができたら、いざプレー開始!と簡単にいけば良いですが、ゲームによってはVRヘッドセットとの相性が悪かったり、dGPUとの相性があったりと、スタンドアロンVR用ゲームとは違った手間があります。
ここまで、VRヘッドセット、dGPU、VRゲームと、下手したら10万円くらいの出費をかけているかもしれないので、ここで使えなかったらかなりの痛手です。
そうならないように、プレイしたいVRゲームのレビューなどをチェックして、実際に動作したVRヘッドセット・dGPU・OSの組み合わせに近い構成で組むのが大事です。特に、VRヘッドセットとdGPUは相性があることがあるので、高性能なdGPUがあれば良いというわけでもありません。
VRヘッドセットを選んだら、dGPUはメーカー推奨のdGPUを買うようにしましょう。