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Amazonの子供向けサブスクAmazon Kidsはアリか?コスパを徹底検証

Amazonの子供向けサブスクAmazon Kidsはアリか?配信されているコンテンツや、家庭環境ごとのコスパなどを徹底検証しました。

公開日: 2021.6.21

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Amazon Kids+の料金

Amazon Kids+の料金体系は、

  1. 契約期間(年払い、月払い)
  2. Prime会員か

の2 x 2の4パターンあります。

会員月額払い年払い
Prime会員¥480¥4,800
一般会員¥980¥9,800

一番安いのはPrime会員の年払いで月額換算で400円。一番高いのは一般会員の月払いで980円となります。Prime会員の場合、他のサブスクサービスよりもかなり安くなります。

Amazon Kids+が使える端末

Amazon Kids+が使える端末は、

  1. iOS端末(iPhone・iPad)
  2. Android端末(Fire HDシリーズも含む)
  3. Kindleキッズモデル

注意したいのは、Kindleについては通常のKindleはキッズモデル化することは出来ないため、専用のKindleキッズが必要です。

Amazon Kids+で楽しめるコンテンツ

Amazon Kids+で楽しめるコンテンツは、動画、本、アプリ、学習の4種類がありますが、それぞれ偏りはあります。

  • 動画 => ほぼPrimeビデオと同じ
  • 本 => 小学校低学年から中学年・高学年向けが多い
  • アプリ => 比較的豊富
  • 学習 => ドリルなどがあるが数は少ない

アプリは小学生中学年以上向けのものが多いため、総じてお子様の年齢が小学生中学年から中学年なら楽しめるコンテンツが多い多くなっています。

お子様の年齢がそれ以下の場合はコンテンツ自体が不向きなので、あまり楽しめないかもしれません。

Amazon Kids+のメリット

普段からアプリで遊ばせてるならペアレンタルコントロールは価値アリ

普段から子供にスマホアプリなどで遊ばせている方は、ペアレンタルコントロールで使用時間を制限できるのは大きなメリットです。親御さんの世代なら「ゲームは一日X時間まで」と親に言われていたことが、自動で出来ます。・

利用コンテンツ制限については、正直コントロールするほどのコンテンツがないのが実情で、コントロールしなくても、対象年齢より下のお子様は本を読むことが出来ない場合が多いでしょう(漢字が読めない、興味がないなど)。

Prime会員なら毎月数冊でも元は取れる

読み放題サービスとして考えた時に、毎月のサブスク料金を回収できているかがキーになりますが、収録されている本は概ね1,000円未満くらいのものが多いため、毎月新しい本を1冊読めば元は取れます。

しかも、1親アカウントあたり4つの端末まで使えるので、これまで本やアプリの取り合いでケンカしていた家庭には、端末だけ渡せばそれぞれ楽しめるのもメリットの一つです。

その意味では、お子様がたくさんいる家庭ほど元を取れます。

Amazon Kids+のデメリット

オフラインで使えない

実際にAmazon Kids+を使ってみるとわかりますが、コンテンツは全てオンデマンドなのでオンラインでないと使えません。ですので、ネット環境がないところでは使えないので、車や電車での移動中に使うのであれば、スマホからテザリングを飛ばすか、フリーWifiを使うことになります。

動画に関しては、アマゾンPrimeに入ってれば、Primeビデオのアプリでオフライン再生ができるので、ラインアップがPrimeビデオとかぶっている以上、動画目当てであえてAmazon Kids+に入る意味はありません。

コンテンツに偏りがある

読み放題というビジネスモデルである以上仕方ないところではありませんが、Amazon Kids+で利用できるコンテンツはかなり偏っているというイメージです。

未就学児〜小学校低学年向けが少なく、中学年くらいのコンテンツが多く、しかもアプリが多いので「子供に何かを学ばせたい」という親御さんに不向きです。

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