外でPC作業をするユーザー必携「PCセキュリティ・ワイヤー」の選び方のサムネイル

外でPC作業をするユーザー必携「PCセキュリティ・ワイヤー」の選び方

カフェや図書館など、出先でPC作業をするユーザーは絶対に持っておきたいのが「PCセキュリティ・ワイヤー」。今回は、PCセキュリティ・ワイヤーの選び方をまとめました。

公開日: 2022.4.25

編集ノート: MONO meisterでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

PCセキュリティ・ワイヤーとは?

PCセキュリティ・ワイヤーは、PCに取り付けて椅子やデスクにくくりつけるタイプのセキュリティアイテムです。

「なんでそんなアイテムが必要になるの?」と思いますが、トレイに行きたかったり、ドリンクを取りに行ったり、電話がかかってきて一旦店の外に出たりと、カフェや図書館などでPC作業をしているとどうしても離席する場面が出てきます。

離席をする度に荷物をまとめて外に出るのは手間ですから、スマホや貴重品だけをさっと持って、PCを置いたまま離席が出来るPCセキュリティ・ワイヤーは、実はかなり前から定番のセキュリティアイテムだったりします。(昔は、販売しているメーカーの名前をとって「ケンジントンロック」とも呼ばれていました。)

PCセキュリティ・ワイヤーの選び方

PC側にロック穴があるかをチェックしよう

PCセキュリティ・ワイヤーを使うには、PC側にPCセキュリティ・ワイヤー用の穴が空いている必要があります。

ここ数年のノートPCのスリム化によってセキュリティロック用の穴がなくなっているケースがあるので、PCセキュリティ・ワイヤーを買う前に自分のPCが対応しているかをチェックしましょう。

PCセキュリティ・ワイヤー用の穴がない場合は、残念ながらPCセキュリティ・ワイヤーは使えないので、別の方法を考えましょう。

ロック方法をチェックしよう

PCセキュリティ・ワイヤーは、ロック穴に取り付ける接続部分の強度が大事です。

接続部分は、シリンダー式になっている頑丈なものから、ただのカシメになっているものまでいろんなタイプがあります。

簡単に取り外せないタイプであれば良いですが、シンプルな構造のものは「強引に捻れば取れなくはない」というものもあります。盗難をする犯人は、「無理矢理やったらPCが壊れる」なんてことはお構いなしですから、大事なPCを守るためにもPCとの接続部分には拘りましょう。

ワイヤーの長さと太さも重要

PCセキュリティ・ワイヤーのワイヤーの長さは、くくりつける時の自由度に直結します。

短いワイヤーだとくくりつけることが出来る場所を選ぶため、席によってはPCセキュリティ・ワイヤーが使えないことがあります。2mくらいあれば、どんな環境でも使える長さでしょう。

また、ワイヤー自体の太さも重要。細いワイヤーは、市販の工具で簡単に切れてしまうので、準備をしっかりしてきた犯人は、ワイヤーをサッと切って盗んでいきます。

ワイヤーの太さが5mm前後あれば、パッと簡単に切れない太さになるので安心です。

ロック部分の可動域もチェックしよう

PCセキュリティ・ワイヤーを設置する際は、取り回しも重要です。環境によって、右側にしかくくりつけられなかったり、下から取り回しが必要になることもあります。ロック部分の可動域が広いと、様々な環境に対応できます。

「せっかくPCセキュリティ・ワイヤーを持って行ったのに、使えなかった」ではお金の無駄になりますから、少し高くても可動域が広く、取り回しがしやすいロックを選びましょう。

ロック方式はダイヤル式が便利

かつてはPCワイヤーロックというと鍵式がメインでしたが、現在はダイヤル式のものも増えてきています。

鍵式は複数のPCを管理する時に便利ですが、個人で使う分には、数字を覚えておけば回してすぐに取り外しが出来るダイヤル式が便利。

ただ、ダイヤル式にする場合は、ロックする際にしっかりと桁をバラバラにするのを忘れないように。間違っても「数字を一つだけズラしておしまい」にしないようにしましょう。

新着記事