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【Kindleの選び方】広告付きかなしか?WifiかWifi + 4Gか?

Amazonの電子書籍リーダー「Amazon Kindle (アマゾン・キンドル)」。 シリーズごとに用意されている「広告つき」「広告なし」、「Wifi」「Wifi + 無料4G」の選ぶ際のポイントをまとめました。

公開日: 2020.3.1

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Kindleのモデルラインアップ全種類をおさらい

2020年現行品のAmazon Kindleには下記のモデルがラインアップされています。

上記の4ラインアップのうち、Kindleキッズモデルを除いた3シリーズには、「広告つき」「広告なし」の2モデルが存在します。

また、「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」には、通信方式の違いで「Wifi」「Wifi + 無料4G」モデルの2種類があります。

「Wifi + 無料4G」モデルは、「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」共に「32GBかつ広告なし」モデルのみになっているため、容量の違い(8GB or 32GB)も含めて5種類のモデルのラインアップになっています。

モデル価格シリーズ容量広告通信
Kindle (広告つき)¥8,980Kindle4GBありWifi
Kindle (広告なし)¥10,980Kindle4GBなしWifi
Kindle Paperwhite 8GB Wifi (広告つき)¥13,980Kindle Paperwhite8GBありWifi
Kindle Paperwhite 8GB Wifi (広告なし)¥15,980Kindle Paperwhite8GBなしWifi
Kindle Paperwhite 32GB Wifi (広告つき)¥15,980Kindle Paperwhite32GBありWifi
Kindle Paperwhite 32GB Wifi (広告なし)¥17,980Kindle Paperwhite32GBなしWifi
Kindle Paperwhite 32GB Wifi + 4G (広告なし)¥22,980Kindle Paperwhite32GBなしWifi + 4G
Kindle Oasis 8GB Wifi (広告つき)¥29,980Kindle Oasis8GBありWifi
Kindle Oasis 8GB Wifi (広告なし)¥31,980Kindle Oasis8GBなしWifi
Kindle Oasis 32GB Wifi (広告つき)¥32,980Kindle Oasis32GBありWifi
Kindle Oasis 32GB Wifi (広告なし)¥34,980Kindle Oasis32GBなしWifi
Kindle Oasis 32GB Wifi + 4G (広告なし)¥40,980Kindle Oasis32GBなしWifi + 4G

一口にAmazon Kindleと言っても、これだけのラインアップがあるため、実際に購入しようという時には意外と悩んでしまうものです。

シリーズごとの特徴は、下記の記事をどうぞ。

広告つきか広告なしか

Kindle広告の挙動を確かめる

Amazon Kindleの広告付きモデルの「広告」とは、

  • スリープ時のロック画面に表示される広告(常時表示)
  • ホーム画面にの下部にバナー広告が表示される

という形になっています。

バナー広告は無視すればいいですが、ロック画面の広告については

  • 電源ボタンでロックを解除する(広告が表示されている)
  • スワイプして広告ページをスキップする
  • ホーム画面

という流れになり、スワイプという1ステップが入ります。広告なしモデルは、電源ボタンで一発でホームや読書画面に戻るので、「すぐ読みたい」という時に地味に面倒です。

具体的な挙動は、下記の動画で確認できます。

価格やラインアップから考える

一覧にしてみるとわかりますが、Kindleにおけるモデルラインアップは、

  • 広告つきにすると2,000円安くなる
  • 広告ありにすると、上位容量モデルとの価格差がほとんどなくなる

という法則があります。

つまり、同じ値段でも、広告ありモデルにすれば、一つ上での32GBが同じ値段かほぼ同じ値段で手に入ってしまうのです。

|モデル|価格|一つ上のモデルとの差額|容量|広告|通信| |----|:--:|:--:|:--:|:--:|:--:|:--:| |Kindle Paperwhite 8GB Wifi (広告なし)|¥15,980|-|8GB|なし|Wifi| |Kindle Paperwhite 32GB Wifi (広告つき)|¥15,980|¥0|32GB|あり|Wifi|

|モデル|価格|一つ上のモデルとの差額|容量|広告|通信| |----|:--:|:--:|:--:|:--:|:--:|:--:| |Kindle Oasis 8GB Wifi (広告なし)|¥31,980|-|8GB|なし|Wifi| |Kindle Oasis 32GB Wifi (広告つき)|¥32,980|¥1,000|32GB|あり|Wifi|

KindleはSDカードで容量を拡張できないので、かなり悩むところです。

WifiモデルかWifi + 無料4Gモデルか

一覧のところでも書いた通り、Kindleの無料4Gがついたモデルは「必然的に最上位スペック」になるため、かなりの高額です。

無料通信でダウンロードできるのは小さいデータの書籍のみ

「通信費が無料になるなら・・・」と思いたいところですが、Kindleに付属する無料4G通信には制限があるため、想像よりもメリットが少ないことに気づきます。

この「無料4G」の制限とは、

  • 全ての電子書籍がダウンロードできる訳ではない
  • 漫画コミックなど容量が大きい書籍データはダウンロードできない

という点です。

文字書籍のみであれば無制限でダウンロードができるので良いのですが、逆に、文字書籍は500KBほどしかデータ容量がないため、32GBも容量があるのであれば、Wifiかスマホのテザリングで一気に全書籍をダウンロードしておけばいいので、無理して4Gつきモデルにするメリットは大きくありません。

8GBモデルのように容量に不安がある場合は、4G通信でどこでもダウンロードできるのは大きなメリットですが、無料4Gがついたモデルは「必然的に32GBモデル」なので、8GBモデルはありません。

メリットは出先で書籍を購入・ダウンロードできること

そうなると無料4Gの恩恵を得られるのは、外出先や自宅にネット回線がなくてもKindle書籍の購入とダウンロードがKindle単体で出来ることですが、今やほぼ全てのスマホでテザリング機能が標準搭載されているので、外出先ではスマホ・テザリングをした方が書籍の種類も選ばずダウンロード出来るため快適でしょう。

また、価格面で見ても、無料4Gつきモデルはなしモデルに比べて5-6,000円高く設定されているため、それだけの通信費をペイするにはKidleストアで相当量の買い物をしないとダメでしょう。

無料4Gは、「最大容量&広告なしモデルについたおまけ機能」程度に考えておいたほうが良いかもしれません。


広告付きかなしか?WifiかWifi + 4Gか?Kindleの選び方を見てきました。

広告の有無については操作面での部分が多いので「慣れ」でカバーできますが、無料4Gモデルについては、価格差から考えるとあまりオススメできないことがわかります。

こうしてみると、ラインアップと価格構成も絶妙に設定されているAmazon Kindle。自分の用途に合わせて、上にあげた例を参考に自分にあったモデルを探してみてください。

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