身体の痛みや悩みに合わせたゲーミングチェアの選び方
デスク作業が原因の身体の痛みを解決するには、負荷のかからない正しい姿勢で座れるチェアを選ぶこと大事。身体の痛みや悩みにフォーカスして、痛みを軽減させるためのゲーミングチェアの選び方をまとめました。
公開日: 2020.5.21
目次
もっとも大事なのは自分の身体にあったデスクとチェア
快適な作業環境を整えるには、何よりも自分の身体にあった「デスクとチェアの高さ」を算出することが大事です。
Bauhutteの公式サイトでは、身長から最適なデスクの高さ、チェアの高さを算出してくれます。
この高さに合っているチェアを探しましょう。できれば、デスクもチェアに合わせて高さ調整機能付きのものを用意するとベストです。
ゲーミングチェアの高さでチェックしたいポイントは、
- 座高
- ヘッドレストの高さ
- アームレストの高さ
の3つ。
座高はクッションも入れた高さが先ほどのBauhutteサイトの「最適な座面高(図中A)」に合うと良いので、クッションの厚みなども考慮して、高さ調整が前後5cmほどのゲーミングチェアを選びましょう。
ヘッドレストの高さは、頭を支える大事なポイントなので、可動式か高さの合ったものを選びましょう。
姿勢サポート機能のチェックポイント
立つ姿勢を前提とした人間の体にとって、座る行為は思いの外に身体に負荷をかけます。
座った際に負荷のかかるポイントは、
- 座面
- 首の支点
- 腰の支点
- 膝の支点
の4つのポイントです。
ここにかかる負荷をゲーミングチェアがサポートすることで、身体への負担を減らして、肩こりや腰痛、腱鞘炎などを回避してくれます。
腰痛を解消したい場合のチェックポイント
腰痛は腰や姿勢がポイントとなるので、
- リクライニング機能の角度
- ランバーサポートの有無
をチェックしましょう。
普段、椅子に座る時に背もたれを使わない方でも、ランバーサポートで腰に支点を作ることで姿勢を保つのがかなり楽になります。
肩こりを解消したい場合のチェックポイント
肩こりの解消には、姿勢と首の支点への軽減がポイントになります。
- リクライニング機能の角度
- ヘッドレスト
- アームレスト
また、アームレストは一見不要なように思えますが、キーボードなどを使う際に肘の支点になることで肩への負荷を軽減してくれる可能性もあります。
腱鞘炎を解消したい場合のチェックポイント
腱鞘炎は椅子だけで軽減できるものではありませんが、デスクとキーボードの位置に対して最適な場所に腕を置くことが大事なので、
- リクライニング機能の角度
- アームレスト
をチェックしましょう。ここは、デスクの高さも大きなポイントになるので、デスク作業による腱鞘炎で悩んでいる場合はデスクも検討しましょう。
足のむくみを解消したい場合のチェックポイント
足のむくみは、デスク作業中の足の高さや足の姿勢が大きな要因です。
- 座面の高さ
- フットレスト
もっとも重要なのは座面の高さ。ここが高すぎても低すぎても足の角度が悪くなり、血流が悪くなります。
そうした意味では、フットレストがあると足を不自然に組むことができなくなるので、意外と効果的です。
身体の痛みや悩みに合わせたゲーミングチェアの選び方を見てきました。
ゲーミングチェアは、長時間同じ体勢で作業するユーザーのために設計されていることが多く、身体の痛みを解消するためのポイントが揃っています。最近では、ゲーミングチェアでも派手ではないオフィスでも使えるようなものが増えているため、プライベートだけでなく、日中使う仕事用にも採用してみてください。