電子書籍リーダーに最適な電子ペーパー・ディスプレイ搭載端末まとめ
電子書籍リーダーに最適な電子ペーパー・ディスプレイを搭載した、電子書籍リーダー、Androidタブレットなどの端末をまとめました。
公開日: 2022.2.15
電子書籍リーダー
Amazon Kindle
電子書籍リーダーの王者AmazonのKindle。Oasis、Paperwhite、無印Kindleの3ラインアップに、新しく6.8インチのKindle Paperwhite シグニチャー エディションが追加されて選択肢がさらに増えています。
価格もセールを狙えば5,000円くらいから購入可能なため電子書籍リーダー初心者でも選びやすく、玄人好みのモデルも拡充したため、ほぼ隙がありません。
独自OSを搭載しているため、アプリのインストールができないほか、SDカードなどでのストレージ拡張にも非対応です。
楽天Kobo
日本で電子書籍リーダーのツートップがKindleと楽天グループの電子書籍リーダー・Kobo。楽天の電子書籍サービスも同じKoboなので、混同しやすいですが、電子書籍リーダーの黎明期から展開しているブランドです。
現行モデルは、
- elipsa
- saga
- libra2
- clara HD
- nia
の5ラインアップで、エントリーからハイエンドまで幅広く扱っています。
Amazon Kindleと近い構成のラインアップではありますが、電子ペーパー機能も追加した「kobo elipsa」など独自色の強いモデルが多いのもメリットです。ただ、Amazon Kindleと比較すると、やや値段が高いのがネックでしょうか。
Amazon Kindleと同様、独自OSを採用しているため、アプリのインストールができないほか、旧モデルでは対応していたSDカードなどでのストレージ拡張も、現行モデルでは非対応です。
ReMarkable
日本では未発売ながら注目度が高いのがReMarkable。独自のLinuxベースのOSを搭載した電子書籍リーダーでもあり、電子ペーパーでもあるマルチユースタブレットを手がけています。
わずか4.8mmしかない「世界で最も薄い」と言われる優れたデザインと、本当に紙のような感覚で使えるディスプレイは高い評価を得ており、今後急成長が期待されるブランドです。
Androidタブレット
ONYX BOOX
E-Inkディスプレイ搭載のAndroidタブレットメーカーとして、日本でも高い評価を得ているのがONXYのBOOXシリーズ。中華系メーカーが手がけています。
6インチから13.3インチまでラインアップが広く、Android OSを搭載しているため、アプリで機能を拡張できるのが最大のメリット。
最新のBOOX Nova3 Colorではディスプレイにカラー電子ペーパーであるカレイドプラスを採用し、電子ペーパーにも関わらずカラー表示が可能です。
Boyue Likebook
中華系メーカーのBoyueが手がける電子ペーパーAndroidタブレットLikebook。に保温でもアマゾンなどで販売されています。
ONYXなどの競合Androidタブレットや、Amazon Kindle、楽天Koboよりも価格が安いのがメリットですが、あまりメーカーとして力がないようで、サポートやOSアップデートの面で不安が残ります。
電子書籍リーダーに最適な電子ペーパー・ディスプレイ搭載端末を見てきました。
iPadなどのカラー液晶タブレットと比較するとまだまだ市場規模が小さく、ユーザー数も少ないジャンルですが、使ってみると目に優しく、虜になってしまうユーザーも多いジャンルです。
ここ数年で、電子ペーパーの技術革新が進んでいるため、今後人気が出てくる可能性があるジャンルでもあります。