わずか51パーツで動く機械式腕時計「SISTEM51」

従来の機械式腕時計のムーブメントには最低でも約100個、より複雑なハイエンドのモデルには600個以上必要だったが、「SISTEM51」は半分以下の51パーツで動く。

製造は全てオートメーション化されているため、自動巻にも関わらず17,500円(税込)という低価格を実現している。

日本での販売は、5月30日からスウォッチ ブティック銀座で4モデルを限定で行われている。カラーは4カラーで、ブルー、レッド、ホワイト、ブラックが用意されている。

フロントの文字盤だけでなく、ケース背面にも拘ったデザインになっており、デザインに拘りのある腕時計ファンなら思わず手に取りたくなるだろう。

スマートフォンのような機能が搭載された「ウェアラブル腕時計」が注目されているが、「常に正確な時間を伝える」という安定感が必要な腕時計としては、自動巻やソーラー充電などの「自分で稼働出来る」もののほうが信頼性が高い。

ウェアラブル腕時計の登場で、劇的な業界再編もあり得る腕時計。今後の各社の動向から目が離せない。

関連リンク:Swatch SISTEM51(Swatch公式サイト)

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