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新感覚で人気急上昇中!骨伝導イヤフォンまとめ

ランニングやバイクや自転車の運転中にも使えることで人気急上昇中の骨伝導イヤフォン。そのメリット・デメリット、選ぶ際のポイントと、人気メーカーをまとめました。

公開日: 2021.11.14

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骨伝導イヤフォンのメリット・デメリット

周りの音を遮断しない

通常、イヤフォンやヘッドフォンで音楽を効く際には、ノイズキャンセリングに代表されるように「外の音を消す」というのが重要な要素です。

しかし、

  1. 仕事中・作業中
  2. 自転車やバイクの運転中
  3. ランニングなどの運動中

など、外の音を遮断してしまうことが、逆にデメリットになってしまうケースもあります。

特に、バイクや自転車の運転中にイヤフォンを装着することは道路交通法違反になるので、通常のイヤフォンでは運転中に音楽などを聞くことができませんが、骨伝導イヤフォンであれば可能になります。(一部自治体では、骨伝導イヤフォンを禁止しているケースもあります)

また、ランニングなど法令で禁止されていなくても、イヤフォンで耳を塞いで外の音が聞こえないことが交通事故など危険になるシーンにおいても、骨伝導イヤフォンは活躍してくれます。

ヘッドホン難聴を防ぐ可能性がある

スマホの普及と共に、常に音楽や動画を楽しめる時代になった反面、ずっとイヤフォンで大音量を聞くことの弊害が出てきています。その一つが、ヘッドホン難聴(イヤフォン難聴)です。

ヘッドホン難聴は、イヤフォンやヘッドフォンという耳のすぐ近くで音が鳴る機器で、大きな音を常時聞くことで、これまで高齢者特有の症状だった難聴(一般的には耳が遠いと呼ばれる状態)が、10〜30歳台の若年性でもなってしまう症状です。

ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について | 厚生労働省 e-ヘルスネット

骨伝導イヤフォンは骨を振動させて音を聞く仕組みなので、騒音が大きい場所でもイヤフォンから発する音を小さく出来ます。そのため、通常のヘッドホン難聴になりにくいと言われています。

ただし、骨伝導イヤフォンでも音を大きくしてしまうと効果はありません。

聞こえ方など身体に合うか個人差が大きい

骨伝導イヤフォンの大きなデメリットとして、音の聞こえ方(音の大きさ、クリアさ、音質など)に個人差が大きいこと。また、骨伝導は骨を振動させる方式なので、人によっては体調が悪くなってしまうケースもあるようです。

同じ製品でも、使う人によって感想やレビューが異なり、さらに使ってみないと自分の身体に合っているかもわからないため、製品選びが難しいアイテムです。

メーカーによっては、家電量販店などで実機の展示を行っていることがあるので、購入前に一度試してみるのが良いでしょう。

製品としてまだまだ発展途上

骨伝導イヤフォンは10年ほど前から一般的に販売されるようになっていますが、絶対的なアイテムが存在しないジャンルです。それだけあって、まだまだ製品として発展途上な部分があります。

発展途上ということもあって、音質や音量の面で通常のイヤフォンよりも劣っていたり、音漏れや低音で本体がビリビリするなどの難点もあり、イヤフォンの完全な代替手段とは言えません。

骨伝導イヤフォンのメーカー

BOCO

元ソニーのオーディオ事業部で開発・設計を行っていた音への強いこだわりを持ったメンバーが中心となって商品を開発しているのがBOCO。骨伝導イヤフォンだけでなく、補聴器まで取り扱う、いわば「音を聞かせるプロ」のメーカーです。ちなみに、ソニーのイヤフォンシリーズには骨伝導モデルはありません。

BOCO

BOCOには完全ワイヤレスの「PEACE」(定価:15,950円)、ヘッドセットタイプの「FIT」(定価:19,668円)、ネックバンドタイプの「BT-5」(定価:19,668円)、フックタイプの「WR-5」(定価:14,168円)、通常のイヤフォンに近い「WR-3」(定価:11,880円)の5つの骨伝導イヤフォンがあります。

AfterShokz

中国・深圳のメーカー・Voxtechが手がける骨伝導イヤフォンブランドがAfterShokz。2011年に設立されたブランドで、10年以上の歴史があります。

AfterShokz

AfterShokzの骨伝導イヤフォンは、最上位の「AEROPEX」(定価:19,998円)、エントリー向けの「OPENMOVE」(定価:9,999円)がメインモデルで、そのほかにビジネス向けや子供用のモデルのラインアップもあります。

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