本格VRヘッドセット・Oculusの機種まとめ・違い
本格VRヘッドセット・Oculusの機種をシリーズごと、方式ごとにまとめて違いを比較しました。
公開日: 2021.3.24
目次
Oculusは大きく分けて2種類
PC接続型
OculusのメインストリームはこちらのPC接続型のVRヘッドセットです。
- Oculus Rift
- Oculus Rift S
の2機種があります。
PC接続型の特徴は、PCのグラフィック性能を生かしたハイエンドなVRアプリが楽しめることです。
CPUに「Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200、FX4350以上」、GPUに「NVIDIA GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470以上」を搭載したWindowsパソコンが必要です。簡単に言えば、ライトなゲーミングPC以上でないと、そもそもOculus Riftシリーズが使えないということです。
なお、最小スペック・推奨スペックはOculus Rift、Oculus Rift S共に同じです。
スタンドアローン型
PCに接続しないで、VRヘッドセット単体でVRが遊べるヘッドセットです。
- Oculus Go
- Oculus Quest
- Oculus Quest 2
の機種があります。
PCに接続する必要はない分、グラフィック性能が低いため、ハイエンドなグラフィックのVRゲームが用意されていないことがあります。
Oculusを選ぶ際のポイント
種類が違えばストアも違う
PC接続型のOculus Riftシリーズとスタンドアローン型のOculus Quest、旧型のOculus Goは全てストアが別れています。
配信されているVRアプリも異なるので、購入前に目当てのアプリがどちらに対応しているのか、どちらにも対応しているのかなどをチェックしておきましょう。
汎用性が高いのはOculus Quest
スタンドアローンで動作するOculus Questシリーズですが、Oculus Linkという専用ケーブルでPCに接続することで、Oculus Riftと同等にすることができます。
専用ケーブルで高額なのがネックですが、「とりあえずスタンドアローンで、ハマったらPC接続型で本格的に」という段階を踏めるのは嬉しいところですね。
今からOculus Goを買うのはやめておこう
販売終了しているOculus Goについては、
- 新しいGo用のアプリの追加
- 既存アプリのアップデート・バージョンアップ
が2020年12月18日以降されないことが表明されているため、中古などで購入する際は注意が必要です。
中古の価格でもOculus Questの初代モデルとの価格差は6000円ほどしかないので、今から買うなら、Oculus Questの初代の方を、出来れば最新のOculus Quest 2を買うのがベストです。
本格VRヘッドセット・Oculusの機種と違いをみてきました。
それぞれ特徴がありますが、これからVRを始めるならOculus Quest 2を買うのがベストでしょうか。